ムダ毛処理の最高峰と言えば脱毛。
そんな脱毛が自宅でも出来れば最高です。
サロンのようにスケジュールを組んで予約を入れるのは面倒なので、
好きな時間と場所で自分のペースで脱毛してムダ毛を綺麗にしたいという人は多いはずです。
そこで、このページではセルフ脱毛について詳しく紹介していきます。
どんな方法が良いのか効果はどうなのか、おすすめはどんな商品なのかなど
ここを読めば自宅脱毛の知識と最適な方法がわかります。
是非、正しい知識を身に付けて自宅脱毛で綺麗なツルツルのお肌を目指して下さい。
目次
脱毛の正しい基礎知識
現在脱毛は広い定義で使われていて、除毛や抑毛などのムダ毛処理も脱毛だと勘違いしている人がいます。
まずは、それぞれの違いを理解して下さい。
脱毛 | 除毛 | 抑毛 | |
---|---|---|---|
主な商品 | 家庭用脱毛器 | カミソリ、毛抜き、脱毛ワックス、除毛クリーム | 抑毛ローション |
意味 | 毛が生えなくなる、生える量が少なくなる | 普通に毛が生えるので、その都度処理する | ローションを付けている間はムダ毛が細くなる |
仕組み | 毛を生やす毛乳頭にダメージを与える | お肌の表面に出ている毛を剃ったり抜いたり溶かしたりする | ローションに配合されているイソフラボンにより毛の成長を遅らせる |
上記の図をご覧のように、本来脱毛というのは、毛を生やす組織である毛乳頭にダメージを与え、
ムダ毛の生える量を減らしたり、生えなくする事を指します。
そしてそれが出来るのは自宅では家庭用脱毛器だけです。
除毛や抑毛は、あくまでも一時的な処理でムダ毛処理の根本的な解決にはなりません。
ですから、自宅で脱毛するという事は、家庭用脱毛器を使うという事をまずは理解しましょう。
自宅でできるムダ毛処理の方法
自宅脱毛は家庭用脱毛器と使うという事でしたが、
一応一般的なムダ毛処理法の特徴もまとめました。
もし、セルフ脱毛しなくても良いと感じた人は
別の方法も検討してみて下さい。
アイテム | 種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
家庭用脱毛器 | 脱毛 | ムダ毛の生える量を減らせ自己処理がほぼいらなくなる | 価格が高い |
カミソリ | 除毛 | 簡単にムダ毛処理ができる | お肌を痛める、毎回処理しなければいけない |
電気シェーバー | 除毛 | お肌を傷つけずムダ毛を処理できる | 綺麗に剃りきれない事もある、毎回処理しなければいけない |
除毛クリーム | 除毛 | 一瞬で広範囲のムダ毛を綺麗にできる | お肌を傷つける、毎回処理しなければいけない |
脱毛ワックス | 除毛 | 一瞬で広範囲のムダ毛を綺麗にできる | お肌を傷つける、毎回処理しなければいけない |
毛抜き | 除毛 | 確実にムダ毛を綺麗にできる | 肌トラブルを起こしやすい、毎回処理しなければいけない |
脱毛タオル | 除毛 | 手の届かない背中のムダ毛処理ができる | 即効性はない、太い毛には効果がない |
脱毛テープ | 除毛 | 簡単に毛が抜ける | 肌トラブルを起こしやすい、毛の抜けない事が多々ある |
抑毛ローション・抑毛剤 | 抑毛 | スキンケアしながらムダ毛を細くできる | 効果がないこともある、使い続けれなければいけない |
自宅脱毛の効果はどのくらいあるの?
多くの人が知りたいのはぶっちゃけ家庭用脱毛器の効果はどうなのかだと思います。
基本的に、高性能の家庭用脱毛器を使えば、脱毛サロンと効果は変わりません。
今は昔と違い家庭用脱毛器の需要が増し、効果の高い脱毛器が販売されているので、
わざわざサロンに行かなくても自宅で綺麗に脱毛が出来ます。
さらに、脱毛サロンは予約状況を見ながら脱毛するので、
無駄に脱毛間隔が空いてしまい脱毛期間が長くなりますが、
家庭用脱毛器は自分のペースで脱毛できるので、
脱毛サロンより短い期間で脱毛を終わらせられます。
自宅では永久脱毛はできない?
自宅で綺麗に脱毛できるといっても、
家庭用脱毛器や脱毛サロンのようなフラッシュ脱毛器では永久脱毛はできません。
永久脱毛ができるのは、医療機関で行う、
医療レーザー脱毛か絶縁針脱毛という方法のみです。
実際に永久脱毛は法律で定められており、
「永久脱毛を業として行った場合は、医師法第17条の医業に該当し、医師以外の者が行えば医師法違反となる」
となっております。
<引用:日本医学脱毛協会>
しかし、永久脱毛はできませんから産毛くらいは生えるようになりますが、
ほぼ自己処理が必要なくなるくらいまでにはなります。
産毛も許せないというなら、自宅脱毛では無理ですが、
そこまで神経質にならなければ家庭用脱毛器で十分に綺麗になります。
永久脱毛の定義
先ほど永久脱毛の話をしましたが、
何を持って永久脱毛というのか理解していない人も多いと思います。
イメージとしては永久脱毛は、一生ムダ毛が生えないと認識していると思いますが、
実は違います。
■アメリカのFDA(食品医療品局):脱毛施術3回を行った6カ月後に67%(2/3)以上の毛が減っている。
■電気脱毛協会:脱毛施術1カ月後の時点で、毛の再生率が20%以下
日本でもアメリカでも毛が生えなくなることを永久脱毛といっているわけではありません。
それには理由があり、医療レーザー脱毛が普及してまだ30年くらいで、
実証するデーターが少ないから毛が生えてこないとは断言できないのです。
しかし、今の医療レーザー脱毛機は性能が高くうち漏れがない限り毛が生えないと言っても良いと思います。
自宅脱毛のワキ・腕、髭・Vラインの実例
家庭用脱毛器でも高性能の脱毛器を使えば、サロンと同じ脱毛が出来ます。
それでは実際にどのくらい綺麗になるのか紹介していきます。
<出典:ケノンの口コミ体験談・効果や機能の特徴!>
上記はケノンという家庭用脱毛器で「脇、腕を脱毛した女性」と
「髭を脱毛した男性」、「Vラインを脱毛した女性」のビフォーアフターです。
- 脇と腕の女性⇒1年間
- Vラインの女性⇒約10ヶ月
- 髭の男性⇒1年弱
3人とも自宅で脱毛した結果、
今ではほぼムダ毛の自己処理はしていないようです。
1年くらいでここまで綺麗に脱毛できるのは、
自宅で自分のペースで脱毛できるからで、
これがサロンだと予約の都合上そうはいきません。
また、中には脇やV・I・Oラインなど人に照射してもらうのは恥ずかしいという人もいますので、
そうした意味でも自宅で脱毛するのはおすすめです。
自宅脱毛の期間や頻度
自宅で脱毛してどのくらいの期間脱毛すれば良いのか気になる人もいると思います。
そこで、自宅脱毛の正しい方法をご紹介していきます。
脱毛期間・回数
回数 | 期間 | |
---|---|---|
腕 | 15回 | 1~1年半 |
脇 | 15回 | 1年 |
足 | 15回 | 1~1年半 |
顔 | 18回 | 1年半 |
背中 | 18回 | 1年半 |
VIO | 18回 | 1年半 |
これらの期間や回数は、使う家庭用脱毛器や毛質・肌質などの個人差も影響してくるので、
あくまでも目安程度と覚えておいて下さい。
これ以下の人もいればこれ以上の人もいます。
上記以外の部位も大体10回以上で1年が一つの目安です。
脱毛頻度
家庭用脱毛器に限らず脱毛は毛周期に合わせて脱毛しなくてはいけませんので、
毎日脱毛しても意味はありません。
脱毛間隔を開けて照射する事が必要です。
- 1~2ヶ月⇒2週間に1回
- 3~5ヵ月⇒1ヵ月に1回
- 6ヶ月以降⇒2ヵ月に1回
この脱毛頻度も目安です。
始めた当初は2週間に1回のペースで照射して、
毛の生えるのが遅くなってきたら1ヵ月に1回や2ヶ月に1回と脱毛間隔を開けていきます。
良くありがちなミスとして、早く脱毛を終わらせようと
毎日のように脱毛する人がいますが、
それでは効果はありませんし、無駄に脱毛器を消耗させているだけです。
毛が成長して抜け落ちるまでの周期のこと。
成長期、退行期、休止期に分類され、脱毛は成長期に照射しないと効果が出ない
自宅脱毛器の選び方
自宅で脱毛する場合、最も重要なのはどのような家庭用脱毛器を選ぶかです。
性能の悪い脱毛器を選んでしまうと、「使えない部位がある」「一時的効果があってもすぐに毛が生えてくる」
「ランニングコストが高い」「効果が弱い」などという事になります。
家庭用脱毛器に限らず、脱毛は高いお金がかかってしまいますので、
本当に良い商品を見つけて下さい。
- 全身に使える事
- コスパが良い事
- 照射面積が広い事
- 高性能な脱毛器
- 出来ればフラッシュ脱毛器が良い
全身に使える事
全ての家庭用脱毛器が全身に使えるわけではありません。
特に顔やVIOに使えない脱毛器は沢山あります。
必ず自分が脱毛したい部位に照射できるのか確認しましょう。
コスパが良い事
家庭用脱毛器は本体価格そのものよりもカートリッジの1ショットコストが大切です。
カートリッジの1ショットコストとは、
カートリッジ代金÷カートリッジで打てるショット数
です。
本体価格が安くてもランニングコストが高ければ、
コスパが悪くなり、トータルで見れば高くなります。
照射面積が広い事
照射面積とは1ショットで照射できる面積の事です。
照射面積が狭いと背中、腕、脚など広い範囲の脱毛をする場合、
時間も手間もかかり、照射漏れも起こしやすくなります。
また、ショット数が必要になるので、
カートリッジの消耗も激しくなります。
高性能な脱毛器
結局のところ高性能の家庭用脱毛器は大抵の事は解決できます。
高性能の脱毛器は、効果が高いのでしっかりと脱毛すれば、
自己処理はほぼいらなくなりますし、
照射面積も広くランニングコストも安いです。
また、脱毛だけでなく、フォトフェイシャルとしての機能も付いていますので、
シミやくすみ、しわ、ニキビなどのスキンケアとしての効果もあります。
しかし、その分本体価格が高くなりますが、
サロンで脱毛することを考えれば断然お得です。
出来ればフラッシュ脱毛器が良い
家庭用脱毛器でサロンでも主流はフラッシュ脱毛器ですが、
医療脱毛以外で唯一レーザー脱毛ができるトリアという家庭用脱毛器があります。
フラッシュ脱毛とレーザー脱毛は光の種類が違うだけで、
脱毛する仕組みは一緒です。
しかし、レーザー脱毛はメリット以上にデメリットも多く
自宅脱毛するならフラッシュ脱毛器がおすすめです。
フラッシュ脱毛器の特徴
フラッシュ脱毛とはIPL(インテンスパルスライト)という光を使った脱毛方法です。
IPLは様々な波長を持つ光で(光の波長で効果が変わる)、
その光の中から脱毛に最適な波長を取り出し脱毛していきます。
特徴としては、毛細細胞に光が届くまでに拡散しやすく
レーザーに比べ効果は劣りますが、その分お肌への負担が少なくなります。
よっぽどおかしな使い方をしなければ肌トラブルはほとんどありません。
レーザー脱毛器の特徴
トリアのレーザー脱毛はダイオードレーザーという種類の光を採用しています。
特徴としては、光が直線的に毛細細胞まで届くので、とにかく脱毛効果が高いです。
単純な脱毛効果ならサロンよりも上です。
しかし、その分痛みが強く、敏感肌の人や痛みを感じやすい部位への照射を我慢できない人もいます。
また、トリアは照射面積が狭いので、手間も時間もかかります。
おすすめの脱毛器
自宅脱毛する上で最も重要なおすすめの家庭用脱毛器を紹介します。
色々な家庭用脱毛器がある中で厳選した物を選びましたので、
興味がある人は参考にして下さい。
高性能家庭用脱毛器ケノン
現状最も売れている家庭用脱毛器です。
とても高性能の家庭用脱毛器で、
「脱毛効果が高い、ランニングコストが安い、全身に使える、照射面積が広い、フォトフェイシャルとしても使える」
など脱毛する上でマイナスはありません。
実例でも紹介したようにケノンでしっかりと脱毛すれば、ほぼムダ毛処理いらずに出来ます。
ケノンを持っているという事はサロンの脱毛器が自宅になるようなものです。
しかもサロンに比べれば価格は断然安いです。
家庭用レーザー脱毛器トリア
医療脱毛以外で唯一レーザー脱毛できるのがトリアです。
このトリアは、医療レーザー脱毛で使われているダイオードレーザーと同じで、
アメリカの厚生労働省にあたるFDA(食品医薬品局)が認定している家庭用脱毛器です。
(家庭用に出力は抑えられている)
トリアの特徴は脱毛効果の高さです。
特に剛毛には効果が高く、サロンよりも効果は全然上だと思います。
しかし、その一方で痛みが強いのが欠点です。
敏感肌の人や痛みに敏感な部位だと痛くて使えない人もいます。
また、照射面積が狭く、産毛には若干効果が弱いです。
ただ、自宅でレーザー脱毛ができるメリットは大きいので、
狭い範囲の剛毛を処理したい人にはおすすめです。
自宅で脱毛を行う方法と注意点
自宅で脱毛する場合どのようにすれば良いのか不安に思う人もいるようですが、
方法は至って簡単です。
自宅で脱毛するといっても誰でも使える家庭用脱毛器ですから、
上手く脱毛出来なかったり、使い方が難しいということはありません。
尚これからご紹介する事は、家庭用脱毛器の説明書にも書いてあるので
安心して下さい。
脱毛する上で行う事
- 脱毛する前は出来るだけお肌を乾燥させない
- 脱毛する前に軽くムダ毛を剃る
- 保冷剤や冷たいタオルなどで冷やしなが照射する
- 脱毛後は保湿する
ここで紹介した事は絶対に行わなければいけない事でもありません。
行った方がより効果的に安全に脱毛できるという事です。
ただ、それでもあえて言うなら、保湿は大切です。
脱毛後も脱毛前もしっかりと保湿しておけば痛みを軽減させられますし、
肌トラブルも起きません。
逆にお肌を乾燥させずに保湿させておければ、
家庭用脱毛器ではそうそう肌トラブルは起きないという事です。
日焼けしたお肌や黒いお肌に照射してはいけない
脱毛する上で最も行ってはいけないのは、
日焼けしたお肌や色黒のお肌には照射してはいけないという事です。
もちろん、ほくろやシミも同様です。
(ほくろやシミはバンドエイドなどで保護して照射する)
脱毛器の光は黒い色素に反応して熱を加えるので、
日焼けしたお肌や色黒のお肌に照射すると火傷の原因になります。
(意識的にお肌を焼かなければ地黒のお肌は問題ない)
なので真夏は外に出る際はUVクリームを塗って紫外線をカットして下さい。
脱毛は時間がかかる
脱毛は1回や2回では効果が出にくいので、長い目で脱毛を続けて下さい。
特に家庭用脱毛器や脱毛サロンのフラッシュ脱毛は
出力が弱いので回数を増やさないと効果を感じにくい面もあります。
人によっては1ヵ月で効果を感じるケースもありますが、
3ヶ月使ってもあまり効果を感じないケースもあります。
個人差があるので仕方ありません。
しかし、しっかりと使い続けていれば必ず効果は出るので、
焦らず続ける事が大切です。
自宅のムダ毛処理のおすすめグッズは
自宅で脱毛できる方法は家庭用脱毛器しかありません。
しかし、その都度ムダ毛を処理できれば良いという人もいると思います。
そこで、家庭用脱毛器以外のおすすめのムダ毛処理グッズも紹介しておきます。
是非参考にして下さい。
電気シェーバー
自宅でのムダ毛処理の基本は電気シェーバーです。
それ以外のムダ毛処理グッズはあまりお勧めできません。
何故なら、お肌を痛め肌トラブルを起こす原因になるからです。
電気シェーバーならお肌にダメージを与えずムダ毛を処理していけます。
お肌の表面から綺麗に剃りきれない事もありますが、
良い電気シェーバーを使えば問題ありません。
脱毛ワックス
基本脱毛ワックスは普段使いをしたり、頻繁に使ったりしてはいけません。
お肌へのダメージが大きく、肌トラブルの原因になります。
特に敏感肌の人は可能な限り使わない方が良いでしょう。
しかし、毛の量が多く、広い範囲ムダ毛処理したい場合はたまになら良いと思います。
また、中には緊急的にムダ毛を綺麗にしなくてはいけないケースもあります。
脱毛ワックスはカミソリや電気シェーバーよりも簡単にムダ毛を綺麗に処理出来ます。
もちろん、VIOや顔など全身どの部位でも使用する事は可能です。
自宅脱毛のまとめ
自宅で脱毛する方法は家庭用脱毛器だけです。
性能の良い脱毛器を使えば、サロンと同じ効果で脱毛期間が短いのが特徴です。
また、顔からVIOまで全身脱毛出来ますし、半永久的に使えるのでコスパも良いです。
もし、脱毛までしなくてもその都度ムダ毛処理をすれば良いなら、
電気シェーバーがおすすめで、たまになら脱毛ワックスでもよいでしょう。