家庭用脱毛器として歴史があるセンスエピシリーズで人気のセンスエピX。
これまでリニューアルし続けてセンスエピXになりましたが、
果たして効果はどうなのか、何処までムダ毛を綺麗に処理できるのか
痛みはどうなのかなど気になる事も多いと思います。
そこでムダ毛ラボ編集部のスタッフがセンスエピXを5ヵ月間使い、
ガチで口コミしてみました。
本当に生の口コミですので、
センスエピXを検討されている人は参考になると思います。
目次
センスエピXを5ヵ月間使ったビフォーアフター
他の家庭用脱毛器も同時に使っていましたので、
センスエピXを使った部位は片脇とふともものみです。
脇
私は女性にしては脇毛が太く量も多いです。
カミソリで脇毛処理はしていたのですが、
根元の太い毛は残るので、夏場は毛抜きを使っていました。
この5ヵ月間で10回センスエピXで脱毛して、太い毛が少し薄くなりました。
脱毛する前に比べれば全然綺麗になったと思います。
しかし、まだ普通に脇毛は生えてきますし、
場所によっては毛が太いです。
脱毛する前よりはマシにはなっても
自己処理がいらなくなるくらいまで脱毛することはセンスエピXでは難しいかも知れません。
でも使い続ければ確実に脇毛は薄くなるので、
カミソリを使う回数は減らせます。
また、レベルはMAXの5で照射していて
チクッとする感じはありますが痛くはありません。
少しだけ痛いと感じるとすれば始めて照射した1発目だけです。
私は敏感肌ではありませんが、
多分これで痛いなら脱毛は出来ないと思います。
回数 | レベル | 総ショット数(片脇) | |
---|---|---|---|
1ヶ月目 | 2回 | レベル5 | 30ショット |
2ヶ月目 | 2回 | レベル10 | 32ショット |
3ヶ月目 | 2回 | レベル5 | 32ショット |
4ヶ月目 | 2回 | レベル5 | 35ショット |
5ヶ月目 | 2回 | レベル5 | 30ショット |
ふともも
ふとももは脇ほど毛は太くはありませんが、
毛量が凄いです。
脇毛同様に2週間に1回使い続けてもあまり効果は感じなく、
もしかしたら少しムダ毛が減ったかもしれないくらいです。
もう少し効果を期待していたので少し残念ですね。
ただ、あと半年間はどのくらい効果があるのか検証も含めて使い続けます。
痛みに関してはほぼありませんでした。
レベル5で照射していて、2回目以降から本当に照射出来ているのか不安になるくらい何も感じません。
回数 | レベル | 総ショット数(両方) | |
---|---|---|---|
1ヶ月目 | 2回 | レベル5 | 480ショット |
2ヶ月目 | 2回 | レベル10 | 430ショット |
3ヶ月目 | 2回 | レベル5 | 490ショット |
4ヶ月目 | 2回 | レベル5 | 460ショット |
5ヶ月目 | 2回 | レベル5 | 475ショット |
センスエピXのスペックを口コミしてみる
ここではセンスエピの価格や機能などを詳しく紹介していきます。
センスエピX概要
- 金額:32,184円(税込)
- 照射面積:2.7平方cm
- 1ショットコスト:0.09円
- カートリッジ:30万発(交換できない)
- 使用可能部位:全身(I・Oライン以外)
コンパクトで軽く使いやすい
センスエピXの特徴はサイズがコンパクトで軽いということです。
サイズは缶コーヒーほぼ同じで、重量は220gです。
操作も非常にシンプルで、
アダプターを付け電源を入れレベルを調整して、照射ボタンを押すだけで脱毛出来ます。
(センスエピXは充電式ではないので、アダプターを付けなければいけない)
また照射間隔のスピードが0.9秒と早く脱毛時間も短縮することが可能です。
・長時間本体を持っていても手が疲れない
・機能がシンプルで使い方が簡単
照射面積が狭く全身脱毛には不向き
センスエピXの照射面積は、2.7平方cmとかなり狭いです。
指や顔くらいの脱毛なら良いですが、
腕、脚、背中など広範囲の照射が必要な部位には正直厳しいと思います。
しかも全身脱毛するとなるとショット数も増え、時間もかかります。
現に太ももの脱毛は手間でしたし、うち漏れも起こしてしまいました。
なので、全身脱毛したい人にはおすすめできません。
・サロンで脱毛経験があり、たまに生えてくるムダ毛を処理したい人
1台で30万発照射可能
センスエピはカートリッジ交換はできませんが、
1台で30万照射可能です。
29,800円(税抜)÷30万発で1ショットコストが約0.09円となります。
決して高くはありませんが、今は高性能の脱毛器が沢山出ているので、
センスエピXよりもランニングコストが安い脱毛器は沢山あります。
ただ、コスパの良い脱毛器の部類に入ると思います。
30万発でどのくらい照射できるの?
30万発といってもピンとこない人も多いと思いますが、
30万発でどのくらい照射できるのか見ていきます。
1回 | 10回 | |
---|---|---|
両脇 | 30発 | 300発 |
両腕 | 260発 | 2600発 |
両脚(太もも・ひざ下) | 850発 | 8500発 |
背中全体 | 900発 | 9000発 |
お腹回り | 300発 | 3000発 |
Vライン | 50発 | 500発 |
このショット数は個人差があるのであくまでも目安程度に理解して下さい。
上記のグラフを見て頂くと、
主要部位を10回脱毛したら、約26,000発になります。
冒頭でセンスエピXのビフォーアフターを紹介しましたが、
10回脱毛しただけでは、まだまだ回数は足りません。
多分20回脱毛してもまだ足りないと思います。
それでも30万発照射できれば全身脱毛するだけの回数は足りている計算になります。
しかし、センスエピXは液晶画面が付いていなく、
残りの残量が確認出来ません。
言ってしまえば本当に30万発照射できるのか何とも言えません。
(全ショット数えるのは無理がある)
また、高性能でない家庭用脱毛器は、
照射回数が増えると出力が低下し、脱毛効果が落ちる傾向にあります。
そのため、30万発使えても、後半あたりから脱毛効果が怪しくなる場合が多いのです。
肌色センサー付きで安全に照射できる
家庭用脱毛器は日焼けしたお肌やシミ・ほくろなどには照射出来ません。
何故なら、脱毛器のフラッシュの光は黒い色素に反応するので、
お肌が黒ければお肌表面を焼いてしまい、火傷の原因になるからです。
しかし、センスエピXには肌色センサーが付いていて、
照射してはいけない部位には照射できないようになっています。
脱毛器を使う人は安全性に不安を持っている人もいるので、
センスエピXは肌トラブルがなく安心して脱毛していくことが可能です。
髭とVラインにも照射可能
センスエピXはI・Oライン以外照射可能ですので、
ヒゲやVラインの脱毛をすることは可能です。
しかし、髭やVラインの脱毛には出力が必要になり、
センスエピXのパワーで綺麗に脱毛することは難しいと思います。
回数は増やせばある程度は処理出来ますが、
脱毛を止めると元に戻ってしまいます。
もし、自宅で髭やVラインの脱毛をしたいなら、
ケノンのような出力が高い脱毛器が必要です。
センスエピXの使い方
センスエピXはとてもシンプルな機能で使い方は簡単です。
ここではセンスエピXを使った簡単な脱毛の流れを紹介していきます。
センスエピXの使い方
- ムダ毛を軽く剃る
- アダプターを付け電源を入れてレベル調整する
- 患部を冷やしながら照射する
- 脱毛が終われば保湿する
ムダ毛を剃る
脱毛する前日や当日にムダ毛を剃ります。
その際には完全に剃るのではなく、1mmほどムダ毛を残して下さい。
完全に剃ってしまったり、伸びすぎていたりすると
脱毛効果が弱まります。
また、脱毛はお肌にダメージがあるので、
出来るだけお肌に負担をかけない電気シェーバーを使うと良いでしょう。
アダプターを付け電源を入れてレベル調整する
センスエピXは出力が高くないので、
いきなりレベルを上げて照射しても良いと思いますが、
肌質は人それぞれなので、レベル1からパッチテストをすると良いでしょう。
レベルの目安とすれば、ワキやVラインのような性毛は低レベルから、
それ以外の部位は高レベルでも問題ありません。
患部を冷やしながら照射する
冷やしたタオルや保冷剤などを使って患部を冷やしなが照射します。
冷やしながら照射することで、
痛みを和らげ肌トラブルも防いでくれます。
脱毛が終われば保湿する
脱毛が全て終われば乳液などで保湿して下さい。
特に夏場は、お肌の表面が熱を持ちやすいので、
しっかりと保湿しないと肌トラブルの原因にもなります。
センスエピJとの比較
現在センスエピシリーズは、このページで紹介しているセンスエピXと
もう一つセンスエピJというのがあります。
それぞれの違いを比較してみます。
センスエピX | センスエピJ | |
---|---|---|
価格 | 32,184円(税込) | 26,784円(税込) |
効果 | 同じ | 同じ |
ショット数 | 30万発 | 15万発 |
1ショットコスト | 0.09円 | 0.16円 |
照射面積 | 2.7平方cm | 2.7平方cm |
特徴 | ショット数が多い | 自動照射 |
両者の違いは、センスエピXの方がショット数が多く、
センスエピJはお肌に付けてスライドさせるだけで照射してくれる
自動照射機能が付いています。
どちらを選んでも良いと思いますが、
個人的にはセンスエピXの方が沢山脱毛できるのでおすすめです。
センスエピJの自動照射は、自分の間で照射できないので
慣れていないと使いにくいと思います。
照射ボタンが付いていて手動でも照射できるなら良いですが、
自動照射しか出来ません。
センスエピXのまとめ
センスエピXは軽く脱毛できれば良いという人におすすめです。
逆にサロンのようにしっかりと脱毛したいという人にはおすすめ出来ません。
以下にセンスエピXのメリットとデメリットをまとめましたので、
参考にして下さい。
センスエピXのメリット
- コンパクトで使いやすい
- 部分的な軽い脱毛に良い
- I・Oライン以外の全身に使える
- 痛みが少ない
- 購入しやすい価格
センスエピXのデメリット
- 出力が低く脱毛効果が弱い
- 脱毛を止めると元に戻る可能性が高い
- 照射面積が狭く広範囲の脱毛は手間がかかる
- ショット数が増えると効果が下がる