ムダ毛を薄くする

今は男性に限らず女性でも体毛が濃い人は沢山います。

体毛が濃いのは遺伝はもちろん、
生活習慣などの変化で急に濃くなった人もいます。

男性はまだしも女性で体毛が濃いのは
コンプレックスにもなりますから、何とか体毛を薄くしたいと思う人も多いはずです。

そこで、このページで体毛を薄くする方法を紹介します。

体毛を薄くするのは人によっては生まれ持った毛質そのものを変える必要があるので、
すぐに出来る事ではありません。

その一方で急に体毛が濃くなった人は、
正しい知識を理解すればすぐに薄くなる人もいます。

体毛を薄くするために必要なのは正しい知識です。
まずはそこを理解してください。

体毛が薄くなる3つの方法

体毛を薄くする方法は大きく分けて3つの方法が考えられます。
どの方法でもある程度時間が必要で、デメリットも当然あります。

それぞれの方法をしっかりと把握して、
自分に最も合った方法で続けて下さい。

毛質を改善させるのは根気よく続けることが大切です。

抑毛剤を使う

抑毛ローション
抑毛ローションや抑毛クリームなどの抑毛剤は
最も手っ取り早くムダ毛を薄くすることが可能です。

抑毛剤に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと同じ働きがあり、
女性ホルモンは毛を薄くする効果があります。

また、イソフラボンは、
お肌にハリを与え、ターンオーバーを促す働きもあるので、
シミやくすみ対策の効果も期待できます。

個人差はありますが、抑毛剤を付けると約1ヵ月で
毛が薄くなっていき、生える量が少なくなると感じてくると思います。

抑毛剤のデメリット

抑毛剤を使う上で把握しておきたいのがデメリットです。

ここまで読むと体毛の濃い人が抑毛剤を
使わない理由はないと感じるかもしれません。

しかし、そんな都合よくはいかないので、
使った場合のデメリットを紹介しておきます。

抑毛剤のデメリット

  • 即効性はない
  • 使うことを止めれば元に戻る
  • 使い続けなければいけないのでコストがかかる
  • あくまでも化粧品なので効果を保証する物ではない

抑毛剤のデメリットはあくまでも化粧品であり、
薬ではないことです。

化粧品なので、当然即効性はありませんし、
効果も個人差があります。

また、通常の化粧品よりも若干価格が高く、使い続けるためにはコストもかかります。
そして、使うことを止めれば元に戻ってしまうリスクもあります。

つまり、抑毛剤は一時しのぎの方法で、
お金を使い続けて抑毛をしていくということです。

もし体毛の濃いことがコンプレックスなら正直おすすめはしませんが、
今の体毛を少し薄くできればOKという人なら抑毛剤はおすすめです。

生活や食事を改善させる

生活習慣
現代の女性は昔よりも体毛が濃くなっているとよく聞きますが、
それは生活や食事の問題でホルモンバランスが乱れることにより、
男性ホルモンの働きが活発になっているからです。

正しい生活や食事を意識すれば女性ホルモンが活性化して、
体毛も薄くなります。

もちろん遺伝的な要素で濃い人もいますので、
生活や食事だけで体毛を薄くできないケースもあります。

しかし、それでも女性ホルモンの働きを強くすれば、
ある程度は体毛を薄くする事は出来ます。

女性ホルモンの働きをする食事を意識する

まず体毛を薄くする上で大切なのは食事です。
ファーストフードやインスタント、甘い物などばかり食べると
男性ホルモンの働きを促し、体毛が濃くなります。

体外から直接女性ホルモンを吸収させることはできませんが、
女性ホルモンと同じ働きのある食事や女性ホルモンの働きを活性化させる食事を意識しましょう。

成分 目的 食品
大豆イソフラボン エストロゲン(女性ホルモン)と似た働きをする 納豆、豆腐、油揚げ、みそ、大豆飲料
ビタミンB6 ホルモンバランスを整えエストロゲンの代謝を促す かつお、まぐろ、鮭、鶏レーバー、バナナ
ビタミンE 女性ホルモンのバランスを調整させる とうがらし、アーモンド、かぼちゃ、赤ピーマン
フィトエストロゲン エストロゲン(女性ホルモン)と似た働きをする キアヌ
レソルシル酸ラクトン類 エストロゲン(女性ホルモン)と似た働きをする ごま・小麦

この中で毎日少しずつ摂取しやすい食品を食べてください。
豆腐、納豆、ごまなどは毎日の食事で食べやすいですね。

ただし、女性ホルモンの働きを活性化させるために取りすぎは逆効果です。
あくまでも他の食事とバランスよく食べてください。

過度なダイエット

実は過度なダイエットは体毛を濃くしてしまう原因になります。

女性ホルモンであるエストロゲンの主成分はコレステロール(脂質)で、
ダイエットによって脂肪を避けてしまうと、エストロゲンの分泌が悪くなって、
体毛が濃くなっていきます。

もちろん、コレステロールの摂り過ぎは良くありませんが、
女性ホルモンをバランスよく分泌させるにはある程度の脂質は必要なのです。

質の良い睡眠は心がける

不眠症の人が多い現代人で睡眠の質を高めるといっても簡単ではありません。

しかし、睡眠不足や夜型の生活をしているとホルモンバランスが乱れ、
体毛が濃くなる原因にもなります。

睡眠は1日6時間必要と言われ、ノンレム睡眠(深い眠り)の時に
女性ホルモンが分泌されると言われております。

仕事や生活の関係で難しい人もいるとは思いますが、
以下の点を意識して睡眠の質を上げる努力をしてみてください。

睡眠の質を高める

  • 就寝の1時間前からはスマホやパソコンを使わず暗めにする
  • 食事は就寝の3時間前まで
  • お酒は適量で就寝の3時間まで飲み終える
  • 温めのお風呂に20~30分浸かる

適度な運動を続ける

適度な運動は自律神経が整いホルモンバランスも安定します。

ここでのポイントは、
筋肉を鍛えるとか、ダイエットの為ではないので、
無理な運動をする必要はない事です。

軽い運動で構いません。
例えば、階段を使うとか、一駅歩くとか、ストレッチをするとかです。

また、適度な運動を続ければ、
睡眠の質も高め、よりホルモンバランスが安定しやすくなります。

ストレスを溜めない

現在はストレス社会とも言われており、
ストレスを溜めると、大きくホルモンバランスが崩れ、
オス化してしまう大きな原因にもなります。

しかし、ストレスを溜めないことは簡単ではありません。

自分なりのストレス解消法を持っている人は良いですが、
そうでない人は、趣味や楽しみなどを作ることから始めてみてください。

少しの間でもストレスを感じない時間を作るだけで、
ホルモンバランスが安定します。

脱毛する

体毛を薄くするための根本的な解決は脱毛しかありません。

生活習慣や食事を意識しても、遺伝的にムダ毛の濃い人は
ある程度薄くなっても限界はありますし、
抑毛剤はあくまでも一時しのぎの方法です。

脱毛クリニック

医療レーザー脱毛
完全に体毛のコンプレックスをなくしたいなら、
クリニックで永久脱毛をすることです。

現在のクリニックの医療レーザー脱毛はかなり効果が高く、
一度脱毛が終わればムダ毛が生えることはありません。

永久脱毛をすれば体毛が濃くて悩むことはありませんし、
ムダ毛の自己処理は必要ないのでお肌も綺麗に保つことができます。

クリニックは料金が高くて痛い?

確かにクリニックは脱毛サロンや家庭用脱毛器に比べ痛みはありますが、
今は痛みが少ない機種も出てきています。
その上、麻酔クリームや笑気麻酔も使えるので、痛みはあっても十分に我慢できる程度です。

また、料金は、顔やVIOを抜くなら全身脱毛で約30万円で出来るクリニックもありますし、
月額制(実際は分割)を導入していて毎月1万円で脱毛も出来ます。

確かにクリニックは料金の問題や痛みの問題など不安に感じる人も多いと思いますが、
体毛の悩みを完全に解消できる唯一の方法です。

家庭用脱毛器

ケノン
クリニックは料金が高い、近所に良い脱毛クリニックがない
などの理由で行けないなら、家庭用脱毛器がおすすめです。

今の家庭用脱毛器は性能が良くて、高性能の物を使えば脱毛効果はサロンと変わりなく、
その上、サロンよりも脱毛期間が短く、価格も安いです。

もちろん、永久脱毛は出来ませんので、例え毛が生えてきても
家庭用脱毛器なら半永久的に使い続けられます。
(カートリッジを交換すれば)

しかし、自分で手の届かない背中は誰かに手伝って貰われなければ脱毛できないですし、
高性能の脱毛器が必要なので本体は約7万円はするデメリットもあります。
しかし、7万円で何度も全身脱毛できるならかなり安いです。

家庭用脱毛器の人気ランキング7選!ガチで効果のある厳選脱毛器

脱毛サロン

脱毛サロン
脱毛サロンはキャンペーンを利用すれば、ただみたいな金額で脱毛できるので、
あまりお金がない若い人には人気の脱毛です。

また、脱毛サロンのフラッシュ脱毛は、
クリニックに比べ脱毛効果は弱いですが、お肌には優しいので痛みも少ないです。

しかし、脱毛サロンは全身脱毛しようと思えば、
脱毛期間が3年~5年もかかり、料金も30万円はしてしまいます。
また、永久脱毛は出来ませんから、脱毛が終わってもいずれは毛が生えてきます。

これが家庭用脱毛器なら、再度脱毛すれば良いのですが、
サロンはまた通わなければいけません。

さらに人気サロンだと平日の昼間くらいしか予約が取るのが難しい場合もあります。

そう考えると効果が同じなら家庭用脱毛器の方が良いですし、
30万円出せるならクリニックで広範囲永久脱毛した方が良いと感じる人もいます。

ムダ毛ラボ編集部としてはサロンを利用するなら、
ミュゼなどの安いキャンペーンでお試しで脱毛して、
良い感じならそのまま続け、無理だと感じたら家庭用脱毛器やクリニックに変更してみるのも良いです。

しかし、サロンは最も利用されている脱毛法なので、
体毛が濃くて悩んでいる人は一度試すのもありです。

ミュゼは脇だけ100円で予約可能!脱毛回数や効果を徹底解説

何故体毛が濃くなるの?

ここまで読んで頂ければ何故体毛が濃くなるのか理解出来ると思います。
おさらいの意味も含め、これ以上体毛を濃くしないために
体毛が濃くなる理由を理解しておいて下さい。

ホルモンバランスが乱れ男性ホルモンの分泌が多くなる

今までそんなことはなかったのに急に体毛が濃くなる女性が多いと思いますが、
それはホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの分泌が増えるからです。

ホルモンバランスが乱れる理由は色々あります。

ホルモンバランスが乱れる理由

  • 妊娠中・授乳中・月経中
  • 不規則な生活
  • 偏った栄養の食事
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 喫煙・過度のアルコール摂取

細かく言えば他にも色々あります。

多分、急に体毛が濃くなった人はどれかに当てはまるはずです。
なので、体毛が濃くなった人はまずは原因を突き止め、
そこを改善するだけで、体毛が薄くなるはずです。

特に妊娠中や授乳中は今まで生えていないところから急に毛が生える事もありますが、
授乳が終わる頃には元に戻ると思います。

女性ホルモンは体外からは直接増やせない

基本的に女性ホルモンであるエストロゲンがバランスよく分泌されていれば
体毛が濃くなることはありません。

しかし、だからと言って体外から食事などでエストロゲンを増やす事はできないのです。

出来る事といえば、エストロゲンの分泌を促したり、バランスよく分泌させたり、
似た働きがある成分を摂取することです。
そのための方法はここで紹介しました。

とにかくに女性ホルモンが増えれば毛が薄くなり、
ホルモンバランスが崩れれば、毛を濃くする男性ホルモンの分泌が多くなると理解すれば良いです。

体毛を薄くするためのまとめ

とりえずは、しばらく抑毛剤と生活習慣や食事で
体毛を薄くしてみてください。

もともと体毛が濃くない人が急に濃くなったのなら、
それだけで薄くなります。
脱毛する必要はありません。

しかし、遺伝的に濃い人やどうしても薄くならない人は
脱毛した方が良いです。

特に遺伝的に毛が濃い人は毛質を変えなければいけないので、
そのためには時間をかけて脱毛するしかありません。

脱毛することの敷居を高く感じる人もいますが、
今は手軽に脱毛できますし、家庭用脱毛器を使って自宅でも綺麗に出来ます。
当然理想は、クリニックで永久脱毛です。