トリア本体
クリニック以外で唯一レーザー脱毛が出来るのがトリア。
トリアはアメリカのFDA(日本でいう厚生労働省)が認定した脱毛器で、
医療レーザー脱毛と同じダイオードレーザー技術を採用しております。

そこでムダ毛ラボ編集部がトリアを5ヵ月間使って効果や使える部位、痛みなどを
ガチで口コミしてみました。

メリットやデメリットをはっきりと口コミしていますので、
トリアに興味がある人には参考になると思います。

トリアを5ヵ月間使ったビフォーアフター

現在様々な家庭用脱毛器を使っていますので、
トリアはとりあえず太ももを脱毛しました。

ふともも

トリア太もものビフォーアフター

上記の画像を見てもらえればわかるように
私は女性にしては毛が濃い方です。

毛穴も目立ち、太ももは1週間に一回は電気シェーバーで自己処理していました。

そんな状態でトリアを5ヵ月間使いましたが、
太い毛があまり生えなくなり、毛穴も綺麗になってきました。

さすがレーザー脱毛というくらいのパワーがあり、
効果ならサロンよりも高いと思います。
もちろん5ヵ月なのでまだ毛は生えてきますが、
しっかりと使い続ければ、自己処理の回数を大幅に減らせるかも知れません。

しかし、トリアは産毛の効果は少し弱いと感じます。

太い毛は綺麗に脱毛できるのですが産毛はあまり処理できていない印象です。
これから使い続ければ効果が出る可能性もありますが、
産毛の効果なら同時に使っているケノンの方が高いと感じます。

また、トリアは正直痛いです。

今は慣れてきたので以前ほどでもありませんが、
レベル3でも刺さるような痛みがあります。
今は我慢しながら4~5で照射しています。

しかも照射面積が狭く、太もものように広範囲の照射が必要な部位は
ショット数が多くなり手間もかかりました。

回数 レベル 太もも(片方)
1ヶ月目 2回 レベル3 1000ショット
2ヶ月目 2回 レベル3 980ショット
3ヶ月目 2回 レベル4 1110ショット
4ヶ月目 2回 レベル4と5 1215ショット
5ヶ月目 2回 レベル4と5 980ショット

トリアの詳しい詳細

トリア・パーソナルレーザー脱毛器4Xのスペック

ここからはトリアのスペックを口コミしていきます。

センスエピX概要

  • 金額:54,800円(税込)
  • 照射面積:1平方cm
  • レベル:5段階
  • 1ショットコスト:0.137円
  • カートリッジ:20万発(本体価格の半額でバッテリー交換)
  • 使用可能部位:全身(I・Oライン以外)

FDA認定のダイオードレーザー脱毛器

FDA認定ダイオードレーザー
<出典:公式サイト
トリアのレーザー脱毛は、FDA(食品医薬局)の認定を受けた正真正銘のレーザー脱毛器です。
医療脱毛で使われているダイオードレーザーの技術を採用しており、
脱毛効果は家庭用のレベルを超えています。

このレーザー脱毛が出来るのはクリニックや皮膚科以外ではトリアだけです。

もちろん、家庭用に出力は抑えられていますが、
脱毛効果はサロンを超えています。

ただし、先ほどもお伝えしたように剛毛への効果は高くても
産毛の効果は正直微妙ですので、産毛の脱毛をしたいという人にはあまりおすすめ出来ません。

ダイオードレーザーって何?

ダイオードレーザー
<出典:東京美容皮膚科

脱毛器の光には様々な種類があり、
サロンや家庭用脱毛器で疲れているフラッシュ脱毛のIPLや
ダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザーなどがあります。

それぞれの違いは光の波長の長さです。

フラッシュ脱毛は出力が弱いので別物ですが、
簡単にいうと波長が長い方が産毛への効果が高く、
短ければ剛毛に効果が高いというイメージです。

なので、上記の図を見てもらえればわかるように
ダイオードレーザーは中間なので、剛毛にも産毛にも効果が高いという事です。
最近のクリニックではダイオードレーザーが多くなっています。

しかし、個人的な感想ではありますが、
トリアに限って言えば産毛の効果は高いと感じません。

出力を抑えた家庭用なのでそう感じるのかもしれませんね。

照射面積が狭く部分脱毛向き

トリア照射面積
トリアの欠点の一つに照射面積の狭さがあります。
照射面積は1平方cmと数ある家庭用脱毛器の中でも極端に狭いです。

片方のふとももだけの脱毛でもショット数が必要で手間も時間もかかります。

部分的な脱毛なら何とか我慢は出来ますが、全身となると時間もかかり、
ショット数が多くなるのでバッテリーの消耗が激しく、
長い時間痛みに耐えなくてはいけません。

トリアは充電は若干面倒

トリアアダプター
トリアは充電式なので使用する前は充電する必要があります。
(充電しながら照射は出来ない)

フル充電の時間は、スピード充電で2~2時間半で、
サイレント充電で約8時間です。

スピード充電は早く充電できますが、ファンの音がうるさくて、
サイレント充電は逆に時間はかかりますが、音は静かです。

フル充電をすると
レベル1で約1500発
レベル5で約300発
です。

尚、バッテリーを長く持たせるためには
1回の脱毛で全て照射しきってフル充電させる方が良いようです。

また、3ヶ月以上放置しておくとバッテリーが駄目になる事もあるので、
充電をカラにしたら3ヶ月以内に充電して下さい。

バッテリーは消耗しますので、
長く使い続ければ出力が落ちてきますから、
出来るだけ良い状態を保つためにメンテナンスも必要です。

トリアは約20万発照射できるバッテリー交換型

トリアはフラッシュ脱毛器のようにカートリッジを交換するのではなく、
内蔵されているバッテリーを交換します。

1台で最大20万発照射できて、フル充電500回分です。

全て使い切ったら本体価格の半額でバッテリー交換してくれます。

その回数で全身脱毛は出来ますが、
完全に脱毛を終わらせるには交換しなければいけない可能性もありますので、
トリアを使う際は何度も言うように部分的な脱毛がおすすめです。

本体が少し重い

トリア重量
トリアの本体は584gと少し重いです。

持ち手の部分が持ちやすく実際ほど重いとは感じませんが、
トリアは照射面積が狭いため長時間持たなければいけませんので、
少しだけ腕が疲れます。

ただ、重くて辛いという事はありませんから、
休みながら照射すれば女性でも問題ないと思います。

トリアの部位別ショット数と時間

トリア部位別ショット数

ショット数 時間
脇(片方) 100回 5分
Vライン(片方) 200回 10分
ふともも(片方) 600回 30分
ひざ下(片方) 600回 30分
口周り 25回 3分

私はこの目安より少なかったですが、
うち漏れがないようにこの数字通りにやった方が無難です。

うち漏れがあると同じ部位でも毛が生える個所や生えない個所が出て
綺麗にはなりません。

また、上記のグラフをご覧のように全身脱毛するには
かなりの時間とショット数が必要だとわかると思います。

これ以外にも腕やお腹回りなどがあり、
上記は片方の数値ですので両方やるには倍のショット数と時間が必要です。

照射面積が狭いと全身脱毛が大変だと理解できると思います。

トリアの詳しい詳細

トリアの痛みについて

トリアは痛みが強いです。

敏感肌の人や痛みを感じやすいVラインや脇などの性毛は、
もしかしたら脱毛できないと感じるかも知れません。

ただ、トリアの良い点はレベル1でも効果が高い事です。

他の脱毛器のレベル1はパッチテスト的な目的なので痛みはない分、
効果もあまりありません。

対してトリアはレベル1でも多少痛みはあっても我慢できないほどではなく、
脱毛効果も十分に期待できます。
しかもしっかりと患部を冷やせば痛いとは感じない人もいると思います。

ですがレベル1だと当然効果も落ちるので、時間もかかりショット数も必要です。

痛みの感じ方は個人差があるので何とも言えませんが、
痛いと言っても家庭用なので性毛は別としても腕や足などは普通に照射できると思います。
私も痛さはありますが耐えられないということはありませんでした。

トリアの脱毛方法

ここではトリアの脱毛方法の流れを紹介します。
トリアにせよ他の家庭用脱毛器せよ簡単に脱毛器できるので
是非参考にしてください。

トリアの使い方

  1. ムダ毛を軽く剃る
  2. トリアをフル充電させる
  3. レベルを調整する
  4. 患部を冷やして照射する

ムダ毛を軽く剃る

脱毛する前には必ずムダ毛を剃ります。
完全に剃るのではなく、1~3mmほど毛を伸ばしておきます。

そうしないと脱毛効果が半減してしまうからです。
尚、ムダ毛が剃るまで伸びていなければ、
処理せず脱毛しても構いません。

また、ムダ毛処理の際はできるだけお肌に優しい電気シェーバーを使うと良いです。

脱毛はお肌に負担をかけるので、
カミソリや他の除毛グッズを使うと余計にお肌への負担が大きくなります。

特にトリアのようなレーザー脱毛は、フラッシュ脱毛に比べ、
お肌へのダメージが大きいので、脱毛する前からお肌に負担をかけると
肌トラブルの可能性も否定できません。

トリアをフル充電させる

先ほどお話したようにトリアはフル充電させるのに
2~2時間半かかります。

トリアは照射面積が狭いので、広い範囲を照射する場合、
フル充電しても1回の充電は足りない可能性もあります。

また、トリアは充電しながら照射はできませんが、
フル充電しなくても照射はできます。

ただ、細かく充電して照射すると面倒ですし、
何よりバッテリーに負担がかかり、消耗を早めてしまう可能性もあります。
大切にバッテリーを使うなら、フル充電がおすすめです。

レベルを調整する

トリアはレベルが5段階ありまずは1から始めてください。

部位や人によっては1でも痛いと感じる可能性があります。
でもレベル1でも効果はありますので、
無理してレベルを上げるくらいなら低レベルで照射を続けたほうが、
結果的に綺麗に脱毛できます。
トリアに限っては無理はよくありません。

患部を冷やして照射する

トリアで照射する前は良く患部を冷やしてください。
部位によっても違いますが、最低でも10秒は冷やすと良いです。
性毛はもっと冷やしても良いと思います。

また、冷やす物は保冷剤でも冷たいタオルでも何でも構いません。

後は、冷やして照射してを繰り返せば良いです。

トリアの使用頻度

トリアの使用頻度

  1. 始めの3ヵ月⇒2週間に1度
  2. 4~7ヵ月⇒1ヵ月に1度
  3. 8~12ヵ月⇒2ヵ月に1度

このトリアの使用頻度は目安で絶対ではありません。

イメージとしては、2週間に1度のペースを続けていきます。
約3ヵ月間続けるとある程度の毛が薄くなったり、生えるペースが遅くなったりしてきます。
そうすると1ヵ月の1回のペースにし、さらに薄くなってきたら2ヵ月に1回のペースにしていきます。

つまり、毛の生える量が減ったり、薄くなったりしたら回数を減らして行くということです。
それまでは2週間に1度のペースで脱毛を続けても問題ありません。

また、早く脱毛を終わらせたいからといって
むやみやたら回数を増やすのは止めてください。

脱毛は毛周期に合わせなくてはいけませんので、
毛が生えてきている成長期に脱毛しないと効果はありません。

回数を増やすということは、ただ単にお肌に負担をかけてバッテリーを消耗させるだけで、
マイナスはあってもプラスはまったくないです。
必ず毛の生え方に合わせて脱毛頻度を調整しましょう。

個人差はありますが、トリアはしっかりと10ヵ月も使えば、
剛毛の人でもかなり毛が薄くなると思います。

トリアの詳しい詳細

トリアでVIOや髭の脱毛はできるの?

トリアは、Vラインと髭の脱毛は出来ても
I・Oラインの照射は推奨されていません。

もちろん、I・Oライン専用の脱毛器があるわけではなく、
レーザーの種類もクリニックで使われているのと同じですから
照射できないことはありませんが、トリアの刺激を考えればリスクは高いです。

また、髭やVラインのような毛が密集している部位の照射はかなり痛いので、
人によっては続けることができない事もありえます。

個人的にはVラインや髭は、ケノンのような高性能のフラッシュ脱毛器を使ったほうが良いと思います。
トリアのレーザー脱毛より、剛毛への効果は若干下がっても
回数を増やせば最終的には同じように綺麗にできますし、ケノンだと産毛も処理できます。

正直Vラインや髭の脱毛は、レーザーにするかフラッシュにするか好みが分かれます。

トリアのメリットとデメリット

最後にトリアのまとめも含めて、メリットとデメリットを紹介していきます。
トリアは効果の高い家庭用脱毛器ではありますが、
癖も強いので、メリットとデメリットを把握して購入を検討して下さい。

トリアのメリット

トリアのメリット

  1. 剛毛への効果が高い
  2. 自宅でレーザー脱毛が体験できる
  3. 少ない回数でもある程度ムダ毛を綺麗にできる

ここまでお話したようにトリアのメリットは
脱毛効果が高いことです。
特に剛毛への効果は抜群です。

脱毛効果ならサロンより高いですし、少ない回数でもある程度はムダ毛を綺麗にできます。

トリアのデメリット

トリアのデメリット

  1. 照射面積が狭く広範囲の脱毛には向かない
  2. 充電に時間がかかる
  3. 脱毛時間がかかる
  4. 産毛への効果は少し弱い

トリアは脱毛効果が高いメリットはあっても
デメリットが多い印象です。

痛みが強いのはレーザー脱毛ですので仕方ありませんが、
照射面積が狭く、広範囲の脱毛には向きませんし、
毎回充電しなければいかず、脱毛する準備に時間もかかります。

また、広い範囲の脱毛をするなら、1回の充電では足りない可能性もあります。

さらにいうと、剛毛への効果は高くても産毛の効果はいまいちなので、
一般的な女性のムダ毛の脱毛効果は微妙な面もあります。

なので、トリアは狭い範囲の剛毛を処理したい人におすすめです。
決して悪い家庭用脱毛器ではありませんが、
全ての人におすすめできる物ではありません。

トリアの詳しい詳細